12月6日(土)、東部運送では新たに入社された方を中心に、「新規雇用者等安全講習会」を開催しました。

本講習会は、プロドライバーとしての基礎的な安全意識の確立と、冬期間に向けた危険予知能力の向上を目的として隔月に実施しているものです。

参加者一人ひとりが真剣な姿勢で講習に臨み、実務に直結した知識を学ぶ充実した時間となりました。

講習の冒頭では、社長よりドライブレコーダー映像を用いた事故事例についての講義がありました。

実際の映像を通して事故発生までの流れや、運転者の何気ない行動が大きな事故につながる可能性について解説がなされ、参加者は緊張感を持って視聴していました。

身近に潜む危険を「自分事」として捉える重要性を再認識する内容でした。

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続いて、社内講師による「冬期間の労働災害防止」講習では、積雪・凍結といった冬特有の環境下で起こりやすい災害の傾向や、作業前点検・正しい身体の使い方など、現場で即実践できる予防策が詳しく紹介されました。

日常のちょっとした油断が大きな事故につながることを踏まえ、基本動作の徹底がいかに重要であるかを学びました。

後半は、安全対策室室長より「冬期間の安全運転・交通事故防止」講習が行われました。

視界不良・道路凍結・歩行者の急な飛び出しなど、冬道特有のリスクを具体的に挙げながら、事故を未然に防ぐための速度管理・車間距離の確保・早めの判断といった運転行動について丁寧に説明がありました。

冬道での安全運転に必要な心構えをあらためて確認する内容となりました。

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本講習会を通じて、参加した新規雇用者の皆さんが安全に対する理解を深め、今後の業務に活かしていただけることを期待しています。

東部運送では、これからも継続的な安全教育を通じて、社員全員の安全意識の向上と、より安心して働ける職場環境づくりに取り組んでまいります。


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